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Maserati MERAK 1975,78,79>English

★★★ アイディアの製品化はおまかせください ★★★

全長: 4335mm 全幅: 1768mm 全高: 1134mm 重量: 1350㎏
エンジン: V型6気筒DOHC 排気量: 2965cc
最高出力: 220ps/6000rpm 最高速度: 250㎞/h

1985年に入手した最初のメラクは、ダッシュボードがシトロエンSMと共通でした。
このメラクでハイドロの怖さを知りました。下り坂でアキュムレーターが突然パンクし制動不能になり、瞬時の判断で人気の無い側道に回避。
幸い側道が上り坂で九死に一生を得ました。

1992年に入手した二代目のメラクは走行9000km強の上玉で所ジョージさんに競り勝って入手したもの。 私で3オーナー目でした。
クラッチのレリーズシリンダーのトラブルで海老名SA直前で立ち往生しシリンダーとの格闘が長年続くことになりました。
この個体でMerakのウィークポイントを解明した気がしています。

この二代目のSSを手放して依頼、エスプリS1を探しながらMERAKが忘れられずにいたら出物に遭遇し譲っていただきました。
いまどきの大衆セダンにすら劣る性能で快適でもないのに、上品でセクシーで・・・このクルマだから許してもらえる爆音。
機構的にはシトロエンとマセラティの蜜月時代の落とし子ですが、ジウジアーロのデザイン・アイディアは今でも心に響きます。
映画、『蘇る金狼』では松田優作氏演じる朝倉哲也がBMW520と併有する白いメラクを観ることができます。
首都高を走る姿や横浜のOZホテル、風吹ジュンさんのマンションに乗付けるシーンなどで音が聴けます。

 

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